テイラー・スウィフトさん、公演中止後初発信 「恐怖と罪悪感」
【ワシントンAFP=時事】米人気歌手テイラー・スウィフトさんは21日、今月オーストリアの首都ウィーンで予定していたコンサートが自爆攻撃の標的となったのを受けて3公演すべてが中止されたことについて沈黙を破り、「恐怖」とファンへの「罪悪感」でいっぱいになったと述べた。≪写真は仏パリ公演のステージに立つテイラー・スウィフト≫
スウィフトさんはインスタグラムへの投稿で「ウィーンで公演の中止はショックだった。中止の理由を知って、これまでにない恐怖と、公演に来てくれる予定だった多くの人たちに対するとても大きな罪悪感でいっぱいになった」と述べた。
ウィーン公演は、スウィフトさんの「ジ・エラズ・ツアー」の欧州ツアーの一環として予定されていたが、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の支持者による自爆攻撃の予告を受けて中止された。
警察はすでに3人の容疑者を拘束している。米国は捜査協力として情報提供を行ったと発表した。
主犯格(19)は北マケドニア系オーストリア人。オーストリア国家安全保障情報局(DSN)のオマル・ハイジャウィピルヒナー長官によると、容疑者は「爆発物とナイフを使った攻撃を実行するつもりだった」と自供している。
スウィフトさんは投稿で「当局に感謝している」と述べ、「彼らのおかげで、命が失われることはなく公演中止を嘆くだけで済んだ。ファンが一丸となって見せてくれた愛と一体感に、心が温まった」と記した。【翻訳編集AFPBBNews】
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