大きかった先輩の存在=シダマツ、女子複の系譜受け継ぐ―バドミントン〔五輪〕
バドミントンの女子ダブルスで志田、松山組が銅メダルを獲得した。この種目の日本勢は強く、五輪では2大会ぶり3組目の表彰台。「2人でどんなことも乗り越えてきた。メダルを持って帰れることがうれしい」と松山は相好を崩した。
ペアが世界のトップクラスに成長する過程で、先輩たちの存在は大きかった。志田は社会人1年目に日本代表の福島由紀と一時ペアを組んだが、圧倒的な運動量を誇るパートナーに全くついていけなかった。それでも「たくさんのことを吸収できた」。この経験が今も生きている。
五輪の3位決定戦では前衛、後衛を入れ替わりながら「シダマツ」らしい攻撃を見せた。これも先輩からヒントを得た。志田が故障し、松山は国・地域別の対抗戦で2016年リオデジャネイロ五輪金メダルの松友美佐紀と組んだことがあった。松友のうまさに加え、松山を生かすプレーが参考になったという。
所属先では12年ロンドン大会銀メダルの垣岩令佳コーチからも指導を受けている。志田は「日本の先輩たちを追いかけて頑張ってきた。少し追いつけた気がしてうれしい」と喜びをかみしめた。 (時事)
[時事通信社]
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