東京株、700円超安=輸出関連に売り
17日午前の東京株式市場は為替の円高進行を受けて輸出関連株などが売られ、日経平均株価は大幅続落した。午前の終値は前週末比753円22銭安の3万5828円54銭。
米連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利下げ観測を背景に円相場は16日、海外市場で一時1ドル=139円台に上昇。円高進行を嫌気し、17日の東京市場では自動車株などの輸出関連株が売られたほか、金利低下で銀行株や保険株も値を下げた。
前日の米株式市場で半導体関連株が下落したことで、東京市場でも東京エレクトロン株などが値を下げた。今週は日米の金融政策決定会合が控えており、市場関係者は「様子見姿勢が強く、買いには向かいづらい」(中堅証券)と指摘した。
[時事通信社]
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