ウナギ輸入、土用の丑控えピーク 千葉・成田空港
成田空港(千葉県成田市)で18日、輸入ウナギの通関作業が公開された。東京税関によると、生きたウナギの輸入は成田が数量、金額とも全国の約8割を占めており、24日の「土用の丑(うし)の日」を控えたこの時期にピークを迎える。
この日は専門商社の丸勝(同)が台湾から輸入したウナギに関する作業を公開。貨物の一時保管場所となる保税蔵置場で、東京税関成田航空貨物出張所の職員がウナギを手に取り、異物の混入がないことなどを確認した。
足元のウナギの卸売価格は1キロ当たり約6000円で、為替相場の円安や稚魚の不漁などにより、「例年に比べて3割程度高い」(丸勝の西勝光治社長)という。西勝社長は「夏場のウナギはスタミナが付くので、ぜひ良いウナギを食べてほしい」と呼び掛けていた。【もぎたて便】
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