玉城知事「強い憤り」=市民団体も非難―相次ぐ米兵性犯罪・沖縄
在沖米海兵隊の男が女性への不同意性交等致傷罪で起訴されたことを受け、沖縄県の玉城デニー知事は28日、「強い憤りを禁じ得ない」と語った。
同県では、別の米兵による少女への性的暴行事件が明らかになったばかり。玉城氏は「非人道的で卑劣な犯罪が再び発覚し、県民に強い不安を与えるだけではなく、女性の人権や尊厳もないがしろにするもので、断じて許せるものではない」と訴えた。
事件について政府から県に説明はなく、防衛省沖縄防衛局から連絡があったのは、一部で既に報じられた後の28日午前9時50分ごろだったとし、政府に早急な対応を要請することを検討しているとした。また、県警の鎌谷陽之本部長に対し、米軍関係者の逮捕時の速やかな情報共有を依頼したことも明らかにした。
市民団体「オール沖縄会議」は同日、県警に対し、県と迅速な情報共有をするよう要請した。同会議の高里鈴代共同代表は「米軍の集中配備によって、沖縄では米軍人の犯罪が戦後ずっと続いている」と非難した。
[時事通信社]
最新ニュース
-
PR会社投稿に「戸惑いある」=「事前に聞いていなかった」―斎藤兵庫知事
-
NTT法存廃、総務省が判断を=審議会特別委が最終報告書
-
長岡と小川が年間大賞=プロ野球・サヨナラ賞
-
ガソリン、3週連続値上がり=経産省
-
井上、5倍超の3400万円=残留の大城卓は1億6000万円―プロ野球・巨人
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕