デンマーク、国内での外国国旗掲揚を制限へ
【コペンハーゲンAFP=時事】デンマークのピーター・ホメルゴー法相は26日、国内で外国国旗の掲揚を制限する法律を導入する予定だと発表した。≪写真は資料写真≫
ホメルゴー氏は、デンマーク国旗が「最も重要な国の象徴である」とした上で、「他国の旗は自由に揚げることは許されない」と述べた。
ただ、外国の国旗自体が違法になるわけではなく、スポーツやデモなどのイベントで使用することは認められると説明。また、他の北欧諸国、グリーンランド、フェロー諸島、ドイツ、国際団体の旗は新法の対象とはならず、各国の大使館も自国の旗の掲揚が認められるとした。
新たな法律は、議会での採択の後、来年1月1日から施行される見通し。
外国国旗の掲揚をめぐっては、自宅の庭に米国の星条旗を掲揚したデンマーク人男性が訴追されて以来、デンマークでは議論が続いていた。
裁判で最高裁は、訴追の根拠となった1915年に制定された条例の対象にならないとし、男性には星条旗を揚げる自由があると判断した。しかし政府はその後、この条例を廃止した。【翻訳編集AFPBBNews】
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