五輪招致失敗「責任どこに」=山下会長の容体問う声も―JOC評議員会
日本オリンピック委員会(JOC)は27日、東京都内で評議員会を開き、札幌市の冬季五輪・パラリンピック招致が失敗した件でJOCの責任を問う声が上がった。藤原庸介評議員は「情報が取れず招致を逃した責任はどこにあり、どう取るのか」と問いただした。
尾県貢専務理事は責任の所在について答えず、将来的な国際総合大会招致の可能性を探るため、9月に委員会を設置すると述べた。三屋裕子副会長は5月に国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と面会したことを明かし、「少しずつ(情報網を)再構築していく」と話した。
評議員会では、頸椎(けいつい)損傷で昨年10月から入院中の山下泰裕会長の容体を明らかにするよう求める意見や、長引く会長不在を懸念する声も出た。三屋副会長は山下氏について、「リハビリに専念している。詳細はご家族の強い要望で、これ以上はお答えできない」と説明した。
約3億8000万円の赤字となる2023年度決算も承認された。東京国税局から約18億円の申告漏れを指摘され、修正申告したことが影響した。
[時事通信社]
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