2024-06-22 17:11スポーツ

古巣相手に特大22号=大谷、打率もリーグ首位―米大リーグ

エンゼルス戦の5回、先制の22号2ランを放つドジャースの大谷=21日、ロサンゼルス

 大谷が昨季まで6年間在籍したエンゼルスを相手に特大の一発を放った。五回の第3打席、走者を一塁に置いて救援左腕ムーアの速球を振り抜いた。中堅へ22号の先制2ラン。「(感触は)良かった。打った瞬間、入ると思った」という会心の当たりだった。
 レギュラーシーズンでエンゼルスと対戦するのは初めて。試合前は古巣のチームメートと談笑していたが、打席に入ると飛距離455フィート(約139メートル)の大アーチを見せつけた。これで本塁打を記録していないのはフィリーズとカージナルスの2球団だけになった。
 八回に二盗を阻まれた場面については、「いいスローイングだったし、いいタッチプレーだった」と相手守備を褒めた。捕手のオハッピーは「彼との対決は楽しかった」と笑顔で振り返った。
 ドジャースは延長の末に敗れたが、大谷は2打数2安打、2打点。既にナ・リーグ首位だった本塁打に加え、打率も3割2分2厘でトップに浮上した。打点も3番手につけ、6月に入って好調さが際立つ。「最近は打つべくして打っている。感覚的には4月、5月よりいいと思う」と大谷。その勢いをさらに増しそうだ。(ロサンゼルス時事)
[時事通信社]

エンゼルス戦の5回、先制2ランを放つドジャースの大谷=21日、ロサンゼルス

最新ニュース

写真特集

最新動画