ギリシャで観測史上最も早い熱波 アクロポリス一時閉鎖
【アテネＡＦＰ＝時事】ギリシャの首都アテネのアクロポリス遺跡が１２日、熱波のため正午から午後５時まで閉鎖された。これまでで最も早い熱波の発生となり、ギリシャ中部では気温が４３度に達した。≪写真は、アテネのアクロポリス遺跡≫
熱波がピークを迎える１３日には国内の最高気温が４４度に達すると予想されており、首都アテネでも同４３度となる見込み。
気象当局によると、観測史上最も早い熱波の発生となった。同国では３８度以上の日が３日以上続くことを熱波と定義している。
気候危機・市民防災省は、アテネが位置するアッティカ地方で山火事のリスクが極めて高くなっていると警告を発した。
首都アテネや一部地方では学校が閉鎖された。１３日も同様の措置が取られる予定。
労働・社会保障省は公務員らに対し、自宅からの勤務を勧告。また、正午から午後５時までは料理の配達を含む屋外労働の中断を命じた。【翻訳編集ＡＦＰＢＢＮｅｗｓ】
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