今年の捕鯨枠128頭を承認 アイスランド
【レイキャビクAFP=時事】アイスランド政府は11日、国内で唯一捕鯨を続けている水産会社クバルルに対し、今年の捕獲枠としてナガスクジラ128頭を承認したと発表した。≪写真は陳列された鯨肉。山口県下関市の唐戸市場で〈資料写真〉≫
クバルルは1月、向こう5年分の捕獲枠を新たに申請していた。昨年の捕獲枠は161頭だった。
アイスランドの捕鯨シーズンは通常6月半ばから9月まで。昨年6月には、捕獲方法が動物愛護法に反しているとして政府が2か月間の捕鯨停止を決定。そのため3週間となったシーズン中にクバルルが実際に捕獲したのは24頭にとどまっていた。
現在捕鯨を続けている国はアイスランド、ノルウェー、日本の3か国のみ。アイスランドでは、動物愛護団体「ヒューメイン・ソサエティー・インターナショナル」が「不必要な残虐行為」だとして廃止を訴えるなど、批判が高まっている。
昨年6月に実施された世論調査では、捕鯨反対は51%と、4年前の42%から拡大している。【翻訳編集AFPBBNews】
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