2024-06-05 09:06スポーツ

新婚堂安、決意新たに=アジア杯の悔しさバネに―サッカー日本代表

ミャンマー戦を前に練習する堂安(手前)=4日、ミャンマー・ヤンゴン

 【ヤンゴン時事】サッカーのワールドカップ(W杯)アジア2次予選B組の日本代表は6日、ヤンゴンでミャンマーとの第5戦に臨む。2日に結婚を発表した堂安(フライブルク)は「より一層、かっこいい男になっていきたい」。はつらつとした姿で、チームの雰囲気を盛り上げている。
 所属クラブでは、尻上がりに調子を上げてシーズンを終えた。1~2月のアジア・カップは8強止まりで、「(代表での)悔しさをどこかで晴らしたい思いがあった」。負けず嫌いの男に火が付き、リーグ戦ではシーズン7得点のうち6点をアジア杯から戻った2月以降にマーク。「自分が掲げた最低ラインには追い付いた」と、自らに及第点を与えた。
 夫人とは1月に結婚。アジア杯に集中するために発表を遅らせたと説明した。日本代表の仲間にも直前まで伝えていなかったそうで、長く慕う長友には「おせーよと怒られた」と笑った。
 アジア杯では、引いて守る相手を崩せなかった。ミャンマー戦に向け、「ミドルシュートの質を上げる。クロスや決定機の質を上げることも求めたい」と言う。課題と向き合い、9月開始の最終予選につながる一戦にするつもりだ。
[時事通信社]

ミャンマー戦を前に、練習中に笑顔を見せる堂安(中央)=4日、ミャンマー・ヤンゴン

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