円下落、一時156円台=4カ月ぶり安値―東京市場
14日の東京外国為替市場で、円相場が一時1ドル=156円台に下落した。7月23日以来、約4カ月ぶりの安値水準。米国で大統領と上下両院を共和党が掌握する「トリプルレッド」の可能性が高まった。トランプ次期大統領が公約として掲げる減税などの政策が財政を悪化させるとの見方から、長期金利が上昇。日米の金利差を意識した円売り・ドル買いが優勢となった。
正午現在は155円99~99銭と前日比89銭の円安・ドル高。
市場関係者からは「トランプ氏の政策がインフレを招き、円相場は年末にかけて160円まで下落する可能性がある」(シンクタンク)との声が出ていた。
[時事通信社]
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