支持者の結束強まる=トランプ氏有罪の意義は―識者に聞く(下)
前嶋和弘・上智大教授(米国政治)の話 トランプ前米大統領への有罪評決が、11月の大統領選に及ぼす影響は限定的だろう。事件について、トランプ氏支持者の多くは「ぬれぎぬだ」と訴えており、有罪評決で支持者の結束はさらに強まるとみられる。
トランプ氏が起訴された刑事裁判のうち、最も罪が軽いのが今回の業務記録改ざんだ。有罪評決は想定内だった。共和党支持者の中でトランプ氏に投票するか迷っている人々にとって、評決が判断材料となる可能性はあるものの、影響は大きくないだろう。
一方の民主党は、今後どれだけ支持者の結束を強められるかが焦点だ。6月下旬の候補者討論会で、バイデン大統領はトランプ氏を「罪人」と糾弾できる。高齢のため立ち振る舞いすら注目されるバイデン氏にとっては、プラスに働くだろう。
[時事通信社]
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