男性同性愛者に差別的な表現 ローマ教皇が謝罪
【バチカン市国AFP=時事】ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は28日、イタリアの司教らとの非公開の会合で、男性同性愛者に対する差別的な表現を使ったとして異例の謝罪を行った。≪写真はローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇≫
バチカン(教皇庁)は声明で、「教皇に同性愛者を嫌悪する表現を用いて侮辱する意図はなかった。気分を害した人々に謝罪する」と述べた。
250人以上の司教との会合が行われたのは先週だが、発言は27日になって明るみに出た。
教皇は男性同性愛者について、禁欲主義を貫くと宣言したとしても神学校への受け入れに反対すると表明した。
イタリアの2紙によると、教皇は神学校には既に男性同性愛者が多過ぎると指摘し、その際に、イタリア語で男性同性愛者を意味する差別的な単語「frociaggine」を用いたとされる。
性的少数者(LGBTQ)のに寛容な姿勢を取ってきた教皇が、自身に似つかわしくないショッキングで俗悪な単語を使ったことで、この件は世界中で大きく報じられた。
教皇はイタリア系移民の子としてアルゼンチンに生まれ、スペイン語話者。このため自身が使ったイタリア語に差別的な意味があることをよく理解していなかったのではないかとの見方もある。【翻訳編集AFPBBNews】
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