ルーマニア・ブカレストのフランス大使館前で、レオナルド・ダビンチの名画「最後の晩餐(ばんさん)」をやゆしたようなパリ五輪開会式の演出に抗議する男性=2024年7月28日【EPA時事】 7月26日に行われた開会式の一部の演出が、フランス国内外で波紋を呼んでいる。派手な女装のドラァグクイーンやトランスジェンダーのパフォーマーが登場した場面が、イエス・キリストと使徒たちの最後の食事を描いたレオナルド・ダビンチの名画「最後の晩餐(ばんさん)」を連想させるとしてキリスト教団体などが非難。セーヌ川を舞台に、革新的なアイデアを詰め込んだ式典は高い評価を得た一方、表現方法が否定的な反響も招いた。(2024年08月01日)