![車いすフェンシング](https://sp.m.jiji.com/images/contents/olympic/pictogram/para_wheelchair-fencing.png)
車いすフェンシング
![パラ車いすフェンシング](https://img.sp.m.jiji.com/image/th/1000x500/olympic/sports/129/media-3bf7f0o7bu9710o7ajiqx0o702we10o741a2z0o7cb5nh0o7jz6be0o7jimtr0o7.jpg)
脊髄損傷や下肢切断など下半身に障害のある人が対象。ピストと呼ばれる装置に固定した競技用の車いすに座り、上半身のみで競技する。ルールは五輪とほぼ同じ。クラスは腹筋があり十分な座位バランスがあるカテゴリーAと、腹筋がなく座位バランスのないカテゴリーBとがある。東京大会では、メタルジャケットを着た胴体だけをつくフルーレ、上半身の突きを行うエペ、上半身への突きに切る動作が加わったサーブルの個人戦が男女とも行われる。団体戦はエペとフルーレが行われ、ともに3対3で戦う。 試合は、対戦する2人の車いすを中央線に対し110度に固定するところから始め、続いて両者の腕と剣の長さを測り、短い方の選手に合わせて両者間の距離を決める。競技中は車いすの座面からお尻を離してはならないなどのルールがある。 個人戦の予選は3分間で5トゥシュ(突き)先取制。決勝トーナメントは3分間を3セット行い15トゥシュ先取制。団体戦は1チーム3選手で、1人が3分5トゥシュ先取制を3セットずつ行い、9セット中に45トゥシュ先取か、タイムアップの時点で得点の多い方が勝ちとなる。個人戦、団体戦とも、同点の場合は1分間の延長戦がサドンデス方式で行われる。