陸上
100メートルや1万メートルなどのトラック種目、走り高跳びやハンマー投げなどのフィールド種目、それにマラソン、競歩のロード種目がある。東京大会ではトラックの混合1600メートルリレーが新種目として加わり、前回より1種目多い48種目が行われる。
注目選手
見どころ
男子は3大会連続で100メートル、200メートルを制したウサイン・ボルト(ジャマイカ)の引退後、誰が新王者となるのか注目される。日本勢は100メートルで1932年ロサンゼルス大会の吉岡隆徳以来となる決勝進出、それに大舞台での9秒台なるか。サニブラウン・ハキームや桐生祥秀、山県亮太らに期待が高まる。200メートルでもサニブラウンを中心に史上初の決勝進出が懸かる。400メートルリレーで2008年北京大会銀メダル、前回リオデジャネイロ大会でも銀の日本は金が目標。ジャマイカ、米国、英国などと表彰台を争う。
競歩は日本勢のメダル獲得の期待が特に高く、前回で荒井広宙が銅を獲得した男子50キロと15年に鈴木雄介が世界記録を樹立した同20キロとも複数のメダルを狙える実力を持つ。
1万メートルはマラソンに挑戦していたモハメド・ファラー(英国)が再びトラックに戻り、五輪3連覇に挑戦する。走り高跳びは19年2月に日本記録を13年ぶりに更新した戸辺直人が表彰台に届くか。
マラソンは酷暑が予想された東京から札幌へ会場が変わり、スピードレースになる可能性も。男子は 中村匠吾、服部勇馬らがアフリカ勢相手に粘れれば、92年バルセロナ大会2位の森下広一以来のメダルの期待が出てくる。同様にアフリカ勢が強い女子も前田穂南、鈴木亜由子らが地の利を生かせれば、上位入賞の期待が膨らむ。
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