役所さん「恩返ししたい」 カンヌ男優賞で会見
第７６回カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞した役所広司さん（６７）が１３日、東京都内の日本記者クラブで会見し、「賞に恥じない俳優になりたいと思う。命を懸けてというと大げさかもしれないが、これからは一つ一つの作品を大切にし、（映画界に）恩返しをしていきたい」と抱負を語った。 ドイツのビム・ベンダース監督の映画「パーフェクトデイズ」で、日々つつましい生活を送る公共トイレの清掃人を演じた。役所さんは「彼はほとんど財産を持っていないが、毎日の暮らしに満足して眠りに就く。観客にはとても美しい人間の生き方のように伝わるのではないか」と話した。【時事通信映像センター】 映像素材の購入については時事通信フォトへお問い合わせください https://www.jijiphoto.jp
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