原発事故、国の責任否定 「対策命じても防げず」 避難者訴訟・最高裁初判断
東京電力福島第1原発事故で避難した住民らが国に損害賠償を求めた集団訴訟の上告審判決が17日、最高裁第2小法廷であった。菅野博之裁判長は「東電に安全対策を命じても原発事故は防げなかった可能性が高い」として、国の責任を認めない判断を示した。裁判官4人中3人の多数意見。三浦守裁判官は反対意見を付けた。 福島、群馬、千葉、愛媛各県で住民計3663人が起こした4訴訟をめぐる初の統一判断で、全国約30件の同種訴訟に影響するとみられる。【時事通信映像センター】時事通信映像センター】 映像素材の購入については時事通信フォトへお問い合わせください https://www.jijiphoto.jp
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