監視映像、異例の公開 入管職員暴行の国賠訴訟で 大阪地裁
大阪出入国在留管理局で2017年に収容されていた日系ペルー人男性(48)が、職員の暴行を受け骨折したなどとして国に損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が15日、大阪地裁(徳増誠一裁判長)であり、国側が提出した監視カメラ映像の取り調べが行われた。男性の代理人弁護士によると、約24時間に及ぶ長時間の監視映像が公開されるのは異例という。 映像では17年12月、職員に抗議した男性が保護室に運ばれた後、後ろ手に手錠を掛けられたまま職員5人に制圧された場面や、手錠を掛けたまま14時間以上放置された様子などが記録されている。男性はその後、左上腕を骨折したことが判明した。【時事通信映像センター】 映像素材の購入については時事通信フォトへお問い合わせください https://www.jijiphoto.jp
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