トヨタなど日系3社、2桁減 コロナで20年の米新車販売
【ニューヨーク時事】トヨタ自動車など日系大手3社が5日発表した2020年の米新車販売台数は、前年比で軒並み2桁減となった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、年前半に需要が大きく落ち込んだことが理由。
トヨタは前年比11.3%減の211万2941台。乗用車「カムリ」や「カローラ」が2桁減となった。一方、大型車人気を背景に、スポーツ用多目的車(SUV)の「RAV4」やピックアップトラック「タコマ」は小幅減にとどまった。
同社の新車販売は4月に前年同月比約5割減まで落ち込んだが、その後は需要が持ち直し、12月は約2割増まで回復。同社は21年の見通しについて、感染再拡大などの不透明要因があるが、「ワクチンの普及などが追い風になる」と指摘した。
ホンダは16.3%減の134万6788台。主力乗用車「シビック」が約2割減と振るわなかったが、SUV「パスポート」は9.6%増で、過去最多を更新した。
米事業の立て直しを急ぐ日産自動車は33.2%減の89万9217台と、他社に比べ大幅減となった。ただ、販売台数が前年同期の約半数にまで落ち込んだ4~6月期を底に、回復基調に転じた。(2021/01/06-13:38)
Japanese Automakers See Double-Digit 2020 Sales Falls in U.S.
Three major Japanese automakers Tuesday reported double-digit declines in new vehicle sales in the United States in 2020 due to the impact of the coronavirus pandemic.
Toyota Motor Corp.'s sales fell 11.3 pct from the previous year to 2,112,941 units, led by double-digit drops in the Camry and Corolla sedans.
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