地域航空4社、路線維持へ協議会 系列超え連携
地方都市間を運航する地域航空会社4社は1日、都市間交流の促進に向け「リージョナル航空協議会」を設立したと発表した。地方都市を結ぶ路線は、各地の人口減少に加え、新型コロナウイルス感染拡大の影響で利用客が大幅に減少している。経営環境が厳しさを増す中、地域路線を維持するため系列を超えて連携する。
協議会を設立したのは、静岡空港が拠点のフジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)、仙台空港を拠点とするアイベックスエアラインズ(東京)、大阪・伊丹空港を拠点とするANAウイングス(同)と日本航空傘下のジェイエア(大阪府池田市)の4社。アイベックスは全日本空輸と共同運航している。
小型機を運航する地域航空会社は大手に比べ利益が出にくく、コロナ禍で収益が一段と悪化している。FDAの楠瀬俊一社長は記者会見で「地方空港を結ぶ公共交通インフラとしての使命や責任がある」と述べ、協議会設立の意義を強調した。(2020/12/01-18:13)
Regional Airlines in Japan Team Up to Save Local Routes
Four airlines linking local cities in Japan said Tuesday they have launched a cooperative committee in an effort to maintain local routes hit by slumping travel demand.
The four regional airlines include Fuji Dream Airlines, based at Shizuoka Airport in central Japan, and Ibex Airlines, based at Sendai International Airport in northeastern Japan.
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