朝日新聞社長が退任へ 9年ぶり赤字転落で引責
朝日新聞社は1日までに、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2020年9月中間連結決算が419億円の赤字になったことを明らかにした。中間決算として赤字に転落したのは9年ぶりで、渡辺雅隆社長は責任を取って来年4月1日付で退任する意向を示した。
同社によると、中間決算では売上高が前年同期比22.5%減の1390億9000万円で、営業損益は92億9100万円の赤字。純損益は419億800万円の赤字だった。
渡辺社長は社内向けに「構造改革のスピードが鈍かったことが赤字の背景にあることは否めず、責任は社長の私にある」と説明。中村史郎副社長を後任とする考えを示したという。
渡辺社長は東京電力福島第1原発事故をめぐる「吉田調書」報道の記事を取り消した問題などで木村伊量社長が辞任したことを受け、14年に就任した。(2020/12/01-10:27)
Asahi Shimbun Pres. to Step Down over Poor Earnings
Masataka Watanabe, president of The Asahi Shimbun Co., has expressed his intention to step down on April 1, 2021, to take responsibility for the major Japanese daily publisher sinking into red ink in the April-September fiscal first half.
The company said it posted 41,908 million yen in group net loss in the six months, attributing the first loss in nine years on a first-half basis to the coronavirus epidemic.
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