15都道府県で25%以上 コロナ病床使用率を厚労省集計
厚生労働省は27日、新型コロナウイルス患者用の病床使用率(25日時点)について、15都道府県で25%以上になったとの集計結果を公表した。感染拡大が2番目に深刻な「ステージ3」の水準に達したことを示している。病床の逼迫(ひっぱく)具合は一部地域では極めて深刻になっており、医療現場の負担が増大している。
前回集計の18日時点で25%以上だったのは北海道、埼玉、東京、愛知、大阪、兵庫、奈良、岡山、沖縄の9都道府県。1週間後の25日時点では栃木、群馬、千葉、長野、静岡、三重の6県が加わった。
病床使用率は兵庫が最も高く68%で、大阪(55%)、北海道(47%)、埼玉(44%)、愛知(43%)、沖縄(42%)、東京(40%)などが続いた。
連日最多を更新する重症者用の病床使用率は、4都府県で25%を超えた。東京が50%で最も高く、大阪(49%)、沖縄(40%)、兵庫(29%)が続いた。北海道は10%だった。(2020/11/27-21:17)
COVID-19 Bed Occupancy Rate Tops 25 Pct in 15 Japan Prefectures
The hospital bed occupancy rate for coronavirus patients topped 25 pct in 15 of Japan's 47 prefectures as of Wednesday, the health ministry said Friday.
This means that the infection situation in the 15 prefectures has entered the Stage 3 phase, the second-worst level on the four-tier scale gauging the degree of spread of the virus.
In the previous survey as of Nov. 18, the bed occupancy rate stood at 25 pct or higher in nine prefectures--Hokkaido, Saitama, Tokyo, Aichi, Osaka, Hyogo, Nara, Okayama and Okinawa.
Six other prefectures--Tochigi, Gunma, Chiba, Nagano, Shizuoka and Mie--were added to the list in the latest survey.
Hyogo logged the highest rate of 68 pct, followed by Osaka, at 55 pct, Hokkaido, at 47 pct, Saitama, at 44 pct, Aichi, at 43 pct, Okinawa, at 42 pct, and Tokyo, at 40 pct.
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