企業年金、利率0.25%へ下げ 運用難で19年ぶり―第一生命
第一生命保険は29日、企業年金保険の契約先に約束する運用利回りの予定利率を1.25%から0.25%へ1.0%引き下げると発表した。予定利率を引き下げるのは2002年以来19年ぶりとなり、21年10月から適用する。新型コロナウイルスの影響に伴う各国の利下げを背景に運用環境は一段と厳しさを増しており、生保各社が利率引き下げに追随すれば、多くの企業に影響が広がる可能性がある。
第一生命が見直す対象は、公的な国民年金や厚生年金とは別に、勤務先企業が運営する年金制度のうち、将来の給付額が決まっている「確定給付型」の年金。世界的な金利低下で運用環境が悪化し、予定した利回りの確保が難しくなったため。(2020/10/29-12:00)
Dai-ichi Life to Cut Guaranteed Yields for Corporate Pension Plans
Dai-ichi Life Insurance Co. said Thursday that it will cut its guaranteed yields for defined-benefit corporate pension plans to 0.25 pct from the current 1.25 pct, marking the first such reduction since 2002.
The move by the major Japanese insurer comes against a backdrop of interest rate falls around the globe amid the coronavirus pandemic. The company will put the new rate into effect in October 2021.
最新ニュース
-
元支配人ら3人不起訴=立体迷路床抜け―神戸地検
-
UCCとキーコーヒーが値上げ
-
学童待機児童数、過去2番目に=5月時点の確定値―こども家庭庁
-
能登半島から届ける歌も=NHK紅白、曲目決まる
-
「資さんうどん」関東進出=北九州発、1号店を公開
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕