JR東海、赤字1920億円 民営化後で初―21年3月期予想
JR東海は28日、2021年3月期の連結業績について、純損益が1920億円の赤字(前期は3978億円の黒字)になる見通しだと発表した。新型コロナウイルスの影響による出張や旅行の自粛で、主力の新幹線事業の収入が大幅に減少しているため。1987年の民営化後、初めて通期での最終赤字に転落する。
売上高は前期比53.2%減の8630億円、営業損益は1850億円の赤字(同6561億円の黒字)を見込む。鉄道事業の運輸収入は62.2%減の5160億円となる見通しで、21年3月には4割減、6月には2割減にまで回復すると予想した。
記者会見した金子慎社長は「大変厳しい事態だ」としつつも、「いつまでもこの状況が続くとは考えていない」と強調。収益の改善に向けコスト削減を徹底していく考えを示した。(2020/10/28-20:14)
JR Tokai Projecting 1st-Ever Annual Net Loss amid Epidemic
Central Japan Railway Co. , better known as JR Tokai, said Wednesday that it is on course to incur its first full-year group net loss since the company was born out of the 1987 breakup and privatization of the Japanese National Railways.
For fiscal 2020, which ends next March, the railway operator projects a net loss of 192 billion yen, due to a plunge in revenue from its mainstay Shinkansen bullet train operations reflecting the trend to refrain from travel, including business trips, amid the novel coronavirus epidemic.
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