40年度に石炭火力融資残高ゼロ 三菱UFJが目標、3メガそろう
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は16日、温室効果ガスの排出量が大きい石炭火力発電所向けの融資残高を、2040年度をめどにゼロとする目標を発表した。石炭火力向けの融資残高ゼロは、既にみずほフィナンシャルグループと三井住友フィナンシャルグループが40年度をめどに実現する方針を示しており、3大銀行グループが足並みをそろえた格好だ。
MUFGは19年5月に、新設の石炭火力への投融資を「原則として実行しない」と表明。16日に公表した報告書には、19年度末に約36億ドルだった融資残高を30年度に半減、40年度をめどにゼロとする目標を明記した。(2020/10/16-17:53)
Mitsubishi UFJ to End Loans for Coal-Fired Plants
Mitsubishi UFJ Financial Group Inc. said Friday that it will reduce its outstanding loans for coal-fired power plant projects to zero in fiscal 2040.
Rivals Mizuho Financial Group Inc. and Sumitomo Mitsui Financial Group Inc. have already announced a similar goal.
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