2020.09.11 17:24Business

モーリシャス復興へ基金　重油流出事故、総額１０億円拠出―商船三井

　商船三井は１１日、同社手配の貨物船によるモーリシャス沖での重油流出事故に関し、自然環境回復のための基金を設立すると発表した。８億円程度を拠出する。併せて現地のＮＧＯやモーリシャス政府が関連する基金などにも資金を拠出する方針で、支援総額は１０億円程度を予定する。
　池田潤一郎社長は同日記者会見し、「モーリシャスの人々をはじめ関係の方々に改めておわびする」と陳謝。その上で、直接的な事故責任は貨物船を所有する長鋪汽船（岡山県笠岡市）にあるが「われわれにも社会的責任がある」と述べ、今後必要に応じ支援額を増やす可能性も示唆した。
　基金は、被害を受けたマングローブ林やサンゴ礁の保護・回復支援などに充てる。商船三井のほか長鋪汽船が拠出を予定しており、個人・企業からも受け付ける。基金とは別に、現地の漁業や観光業への支援も検討する。（2020/09/11-17:24）

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2020.09.11 17:24Business

Mitsui O.S.K. to Help Recovery from Oil Spill off Mauritius

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Mitsui O.S.K. Lines Ltd. said Friday that it will spend some 1 billion yen for the environmental restoration of areas affected by an oil spill off Mauritius from a cargo ship it chartered.
The Japanese shipping firm will contribute some 800 million yen to a fund of its own while making contributions to groups including local nongovernmental organizations and foundations linked to the Mauritius government.

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