2020.09.10 13:40Business

ドコモ口座、被害1200万円 昨年5月にりそなでも―ドコモが会見へ

 の電子決済サービス「ドコモ口座」を使って預金が不正に引き出された問題で、被害が37件、総額約1200万円に上ることが10日、分かった。西村明宏官房副長官が同日の定例記者会見で明らかにした。また昨年5月にもりそな銀行の口座で同様の被害が発生したことも判明した。ドコモは問題を把握しながら再発を防げておらず、批判が出そうだ。
 ドコモは銀行側と利用者への補償について協議を進める。10日午後にドコモはこの問題で初めて記者会見する。
 ドコモ口座は、登録した預金口座からチャージ(入金)し、スマートフォンなどを使って代金決済や送金が行えるサービス。ドコモは35銀行と提携しているが、これまでに10行で不正利用の被害が確認されている。今回の不正送金の多くは1カ月の限度額の30万円まで行われていたという。ドコモは、不正利用を受けて10日午前0時から35行全てで口座の新規登録を停止した。
 また昨年5月には、ドコモ口座と連携したりそな銀行と埼玉りそな銀行の口座から不正に預金が引き出される被害が発生していた。手口は今回と同じで、何らかの形で口座番号や暗証番号が盗まれていたという。
 これを受けて、両行は新規登録を停止。ドコモは銀行口座から1カ月に入金できる金額の上限を100万円から30万円に引き下げた。ただ、本人確認厳格化などの再発防止策は取っていなかった。
 一方、ドコモによると、大垣共立(岐阜県大垣市)、紀陽(和歌山市)、滋賀(大津市)、七十七(仙台市)、第三(三重県松阪市)、東邦(福島市)、鳥取(鳥取市)の7銀行が、ドコモ口座について、各行からの入金や銀行口座への払い出し(出金)を停止した。(2020/09/10-13:40)

2020.09.10 13:40Business

10 M. Yen Stolen in NTT Docomo E-Money Service Hacks


The amount of money stolen in recent hacks in NTT Docomo Inc.'s e-money payment service linked to bank accounts reached about 10 million yen in 34 cases as of Wednesday night, officials the major Japanese mobile phone carrier said Thursday.
   Similar fraudulent money withdrawals occurred in May last year at accounts at units of major Japanese banking group Resona Holdings Inc. that had been used in the e-money service, it was also learned.

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