セブン店舗数、5年ぶり減少=出店抑制、拡大路線曲がり角-9月末
セブン&アイ・ホールディングス(HD)傘下のコンビニエンスストア、セブン-イレブンの国内店舗数が9月末で前月に比べ24店減少し、2万993店になったことが11日、分かった。減少は2014年9月以来、5年ぶり。人手不足で人件費が高騰する中、収益改善に向け新規出店を抑制しているためで、セブンの拡大路線は曲がり角を迎えている。
セブンはこれまで大量出店を進めることで成長してきた。数年前までは年1000店以上、店舗を純増させていた。しかし、近年は慢性的な人手不足で人件費が高騰し、加盟店の収益を圧迫。24時間営業の継続困難を訴える声も相次いでおり、セブンは、20年2月期の店舗純増数を100店に抑制する。
事業環境の激変を受け、セブン-イレブンの拡大路線によってグループのスーパーや百貨店の不振を補い、全体の利益を押し上げるビジネスモデルは行き詰まっている。セブン&アイHDは10日、21年2月末までに全国のセブン-イレブンの不採算店約1000店舗の閉鎖や移転などの構造改革策を発表。収益力回復を急ぐ方針だ。(2019/10/11-17:31)
Number of Seven-Eleven Japan Stores Logs 1st Drop in 5 Yrs
The number of domestic convenience stores of Seven-Eleven Japan Co. decreased month on month in September for the first time in five years, it was learned Friday.
The figure dropped by 24 to stand at 20,993 as of the end of September.
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