セシルマクビー、店舗撤退 コロナで継続困難
女性向けアパレルのジャパンイマジネーション(東京)は20日、主力の若者向けブランド「セシルマクビー」などの店舗事業から撤退すると発表した。同ブランドの全43店舗を含め、展開する店舗の9割に当たる92店舗を来年2月までに閉鎖する。長期的な低迷に加え、新型コロナウイルスの影響でショッピングセンターなどが休業。売り上げが立たず、店舗運営の継続が困難となった。
販売員を中心とする従業員570人の大半は解雇・退職し、同社は再就職を支援する。
セシルマクビーは1980年代に展開を開始し、10代後半から20代前半の女性の間で人気を獲得。若者向けファッションビル「SHIBUYA109」を代表するブランドに成長した。
しかし、近年はH&Mなどファストファッションとの競争で苦戦。会社全体の売上高はピークの242億円(2007年1月期)から、20年2月期は121億円へ半減していた。(2020/07/20-16:43)
Cecil McBee Withdraws from Store Operations
Female apparel chain operator Japan Imagination Co. said Monday it will withdraw from store operations for its mainstay Cecil McBee and other brands, after the spread of the new coronavirus struck a devastating blow amid its chronic business struggles.
Japan Imagination will close 92 stores, or 90 pct of its existing outlets, by February next year, including all the 43 Cecil McBee outlets, after the coronavirus epidemic forced closures of shopping centers and made it difficult to continue store operations.
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