三菱航空機、2年ぶり債務超過 開発遅れで減損処理―20年3月期
三菱重工業の子会社で、小型ジェット旅客機「スペースジェット」(旧MRJ)を開発している三菱航空機が2020年3月期に4646億円の債務超過に陥ったことが1日、明らかになった。負債が資産を上回る債務超過となるのは18年3月期以来2年ぶり。
1日付の官報で明らかにした。開発の遅れで量産初号機の納入を「20年半ば」から「21年度以降」へ延期しており、これに伴う巨額の減損処理を実施したため。純損益は5269億円の赤字だった。
三菱航空機は「三菱重工業からの資金で開発を行っているため、債務超過そのものが事業の継続性に支障を及ぼすことはない」と説明している。引き続き、商業運航に必要な型式証明の取得を目指す方針だ。(2020/07/01-14:24)
Mitsubishi Aircraft in Excess Debt for 1st Time in 2 Years
Mitsubishi Aircraft Corp., the developer of the SpaceJet small passenger aircraft, fell into excess liabilities of 464.6 billion yen in fiscal 2019, which ended in March, the company said Wednesday.
It is the first time in two years for the unit of Mitsubishi Heavy Industries Ltd. to have its debts exceeding the assets.
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