知事の平均所得1975万円 6年連続増加―19年分
都道府県知事と政令市長の2019年分の所得が30日までに、各自治体の条例に基づき公開された。時事通信の集計では、公開対象となった39知事の平均所得額は1975万円。18年に公開された42知事の平均を18万円上回り、6年連続で増加した。財政再建などに伴う給与削減の期間を終えたことなどが影響した。
原則として19年に1年間を通じて在職した知事と市長が公開対象。19年中に就任した北海道、群馬、埼玉、福井、山梨、大阪、島根、高知各道府県知事と相模原、大阪両市長は対象外。19年6月に市長が就任した堺市も独自の条例に基づき公開したが、集計からは除外した。
知事で最も所得が多かったのは、神奈川の黒岩祐治知事で2792万円。給与が最多で、講演料などの所得も311万円に上った。最少は東京の小池百合子知事で1259万円。独自に給与を半減していることが要因だ。
前年度との比較ができる36知事のうち、所得が増えたのは29人、減ったのは6人。同額は1人だった。
17政令市長の平均所得は1955万円。最も多かったのは林文子横浜市長の2699万円で、最少は河村たかし名古屋市長の826万円だった。(2020/06/30-11:11)
Japanese Governors Earn 19.75 M. Yen on Average in 2019
Japanese prefectural governors earned 19.75 million yen on average in 2019, according to a Jiji Press survey of related local government documents disclosed as of Tuesday.
The average among 39 governors who were in office throughout the reporting year rose by 180,000 yen from the previous year's average among 42 such governors, up for the sixth straight year.
The increase came as some prefectures ended pay cuts that had been introduced for fiscal reconstruction and other reasons.
The latest survey excluded the governors of Hokkaido, Gunma, Saitama, Fukui, Yamanashi, Osaka, Shimane and Kochi, who got their posts in 2019.
Of the 39 governors, the top earner was Kanagawa Governor Yuji Kuroiwa with 27.92 million yen. He received the highest salary as governor and had 3.11 million yen in additional incomes, mainly from lecture fees.
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