石炭火力、40年度融資ゼロに 目標前倒し―みずほ株主総会
みずほフィナンシャルグループ(FG)は25日、東京都内で定時株主総会を開催した。4月に公表した石炭火力発電所に関する投融資方針をめぐり、経営側は「2040年度には関連融資の与信残高をゼロとする目標をおおむね達成できる」と強調。50年度までに達成するとしてきたこれまでの目標を前倒しできるとの見通しを明らかにした。
猪股尚志執行役常務は株主の質問に対し、「電力会社やエネルギー企業に対し、事業構造転換を促していくことが金融機関としての使命だ」と説明。取引先との対話を通じ、脱炭素社会の実現を目指す考えを示した。(2020/06/25-17:32)
Mizuho to End Loans to Coal-Fired Plant Projects by FY 2040
Japan's Mizuho Financial Group Inc. said Thursday that it expects to meet its goal of cutting its outstanding loans to coal-fired power plant projects to zero by fiscal 2040.
At a general meeting of shareholders, the megabank group expressed its confidence to reach the goal 10 years earlier than planned in its new investment and loan policy for such plants with high carbon dioxide emissions announced in April this year.
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