苦戦続く外食 売上高32%減、下落率は縮小―5月
日本フードサービス協会(東京)が25日発表した5月の外食産業売上高(新店含む全店ベース)は前年同月比32.2%減と3カ月連続でマイナスとなった。ただ、新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言の解除に伴い、営業が一部再開されたため、下落率は過去最大だった4月(39.6%減)からやや縮小した。
苦戦が続くのは酒類を販売するパブや居酒屋。「パブ・ビアホール」は4月と同じ下落率の95.9%減と回復は見られず、「居酒屋」はやや上向いたものの88.5%減で、解除後も夜間の客足は戻っていない。
ファミリーレストランは49.4%減。時短営業を続ける中、持ち帰りや宅配の強化により、引き続き大幅減ながら前月より回復した。
健闘したのはファストフードで、9.3%減にとどまった。このうち、日本マクドナルドを含む「洋風」は、宅配やドライブスルーが好調で10.9%増。同協会は「持ち帰りの有無と休業店舗の数が業態間の明暗を分けた」と分析している。足元については「5月よりも改善しているが、繁華街の客の戻りが鈍い」という。(2020/06/25-18:26)
Restaurant Sales in Japan Drop 32.2 Pct in May
Restaurant sales in Japan in May fell 32.2 pct from a year before on an all-store basis, down for the third consecutive month, the Japan Food Service Association said Thursday.
The figure was slightly better than the record drop of 39.6 pct in April, as some eating and drinking places reopened after the government lifted its coronavirus state of emergency in stages in May.
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