ソフトバンクＧ、１兆３５００億円の営業赤字に ２０年３月期見通し
ソフトバンクグループは１３日、２０２０年３月期の連結業績予想を公表し、営業損益が１兆３５００億円の赤字（前期は２兆３５３９億円の黒字）に転落する見通しだと発表した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う世界的な株価下落を受け、傘下の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」で約１兆８０００億円の損失を計上する見込みになったため。
純損益は７５００億円の赤字（同１兆４１１１億円の黒字）の見通し。営業・純損益ともに通期での赤字は０５年３月期以来１５年ぶりで、１９８１年の創業以来、最大の赤字幅となる。株高を背景にベンチャー企業などへの投資を急拡大してきたソフトバンクＧの戦略は重大な岐路を迎えた。（2020/04/13-21:02）
Softbank Group to Report 1.35-T.-Yen Operating Loss
Softbank Group Corp. said Monday that it expects to report a consolidated operating loss of 1.35 trillion yen for fiscal 2019, which ended in March, due mainly to a huge loss at its Softbank Vision Fund.
The investment fund is projected to have incurred a loss of some 1.8 trillion yen in the wake of a global stock market tailspin caused by the coronavirus pandemic, the Japanese telecommunications and technology investment group said.
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