3割「外出できず困る」 一斉休校、児童らストレス―NGO調査
新型コロナウイルスの感染拡大を受けた全国一斉休校について、国際NGOの緊急調査に児童や生徒の約3割が「外出できず困っている」と回答していることが29日、分かった。担当者は「自宅待機で友達などに会えずストレスを感じている。周りの大人は、なぜ外に出られないかを分かりやすい言葉で説明し、不安を取り除いてほしい」と話している。
調査は、子どもの支援を専門とする「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」(東京都千代田区)が今月17~22日、インターネットなどを通じて実施。小中学生を中心に約960人から回答を得た。
休校で困ることについて自由記述で回答を求めた結果、「外出ができない」が最多の30.6%で、「外に出られずストレス。テレビ、ゲーム以外やることがない」「体力が落ちないか心配」などの声が寄せられた。
次いで「人に会えない」が20.6%で、「友達や先生と会えず寂しい」などの記述があった。ほかに、「体調や感染への心配」(18.1%)や「勉強ができない」(15.3%)といった不安の声もあった。
日中は一人で過ごすと答えた割合は13.9%だった。また、政府に求める対応については、マスク不足の解消や新型ウイルスの正しい情報を求める意見や、学校再開を求める訴えが目立った。(2020/03/29-13:21)
30 Pct of Kids in Japan Stressed about Being Stuck at Home
About 30 pct of children in Japan are stressed about not being able to go outside amid nationwide school closures due to the COVID-19 pandemic, according to a recent survey by nongovernmental organization Save the Children Japan.
"Children are feeling stressed as they cannot meet their friends and other people," an official of the NGO said.
"I hope the adults around them will explain in plain words why they can't go outside and relieve their worries," the official added.
The survey was conducted online March 17-22. Some 960 answers were collected, mainly from elementary and junior high school students.
Asked what bothered them the most during school closures, the largest group of respondents, 30.6 pct of the total, cited not being able to go outside.
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