日航にサイバー攻撃 一部で遅延、航空券販売停止
日本航空は２６日、社内外をつなぐネットワーク機器がサイバー攻撃を受け、システム障害が発生したと発表した。利用客のチェックインや荷物の預け入れに不具合が出るなどし、国内線、国際線ともに一部の便で遅れが生じている。現在、同日出発の航空券の販売を停止しており、帰省や旅行など年末で利用客の多い時期だけに影響拡大が懸念される。
日航によると、午前１１時現在、少なくとも国内線２４便で３０分以上遅延が出ている。アプリにもつながりにくい状態が続いているという。
障害が発生したのは２６日午前７時２４分。同社は８時５６分に、障害の原因となったデータをやりとりするための装置を遮断した。安全運航には影響がないとしており、「ご利用のお客さま、ご関係の皆さまにご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げる」とコメントした。
一方、全日本空輸はサイバー攻撃の影響がなく、通常通り運航している。（2024/12/26-12:13）
Cyberattack Hits JAL, Affecting Some Flights
Japan Airlines said Thursday that a cyberattack has hit its network equipment, causing a system failure and affecting some domestic and international passenger flights.
The failure has caused problems with passenger and baggage check-ins. JAL has stopped selling tickets for flights departing the same day.
As of 11 a.m., at least 24 domestic flights had been delayed by 30 minutes or more, according to JAL.
The failure occurred at 7:24 a.m. Thursday. The company blocked the data transmission device responsible for the failure at 8:56 a.m.
There is no impact on flight safety, JAL said.
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