不明なお2529人 東日本大震災、死者は1万5899人―警察庁
警察庁は6日、東日本大震災から9年となるのを前に、1日現在の被害状況を発表した。この1年間で新たに2人の遺体が見つかり、死者は12都道県で1万5899人となった。別の2遺体の身元も確認され、行方不明者は4人減って6県で2529人となった。
死者は宮城県が9543人、岩手県4675人、福島県1614人で、他の9道県が計67人。遺体のうち99.6%は身元が確認できたが、岩手49人、宮城8人が未確認。新たな2人は岩手と宮城で工事現場や海で骨が見つかった。
震災発生以降、全国の警察から警察官ら延べ142万人以上が岩手、宮城、福島の3県に派遣されたが、昨年3月に終了した。同庁の担当者は「治安が落ち着いたため」と理由を説明した。(2020/03/06-16:25)
2,529 Still Missing 9 Years after Tsunami Disaster in Japan
Japan's National Police Agency said Friday that 2,529 people were still missing as of Sunday, nearly nine years after the March 2011 massive earthquake and tsunami.
The death toll from the disaster came to 15,899 in 12 prefectures, up by two from the previous year.
The number of people missing in six prefectures fell four, with remains of two people identified.
Of the three hardest-hit northeastern prefectures, Miyagi had the highest death toll of 9,543, followed by Iwate with 4,675 and Fukushima with 1,614.
The combined death toll in nine other prefectures stood at 67.
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