2024.04.24 21:02Business

ＬＣＣ、マイル事業を強化　非航空収益５割に―鳥取日航社長

　日本航空の鳥取三津子社長（５９）は２４日、就任後初めて報道各社のインタビューに応じた。格安航空会社（ＬＣＣ）の強化に加え、マイレージ関連サービスの拡充などを通じ、非航空分野の収益の割合を現状の４割から５割に拡大させる方針を示した。
　コロナ禍で航空事業が打撃を受けたことから、日航は事業の多角化を推進。経済活動の正常化も追い風となって収益は回復してきた。本業の利益を示すＥＢＩＴ（税・利払い前利益）は２０２４年３月期に１４００億円を見込む。鳥取社長は、３０年をめどにＥＢＩＴを３０００億円程度に増やす目標を示した。
　国内線事業については「需要が高まる状態ではない」と指摘。一方で、「ネットワークはしっかり維持していく」と強調し、利用客拡大に取り組む考えを示した。
　鳥取社長は東亜国内航空（現日航）出身で、３０年以上にわたり客室乗務員（ＣＡ）を務めた。４月１日付で日航初の女性社長となった。鳥取氏は「女性だからという気持ちは持っていない」とした上で、「若い方が何でもチャレンジできる会社にしたい」と抱負を語った。（2024/04/24-21:02）

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2024.04.24 21:02Business

INTERVIEW: JAL Aims to Expand LCC, Mileage Services

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Japan Airlines aims to strengthen its low-cost carrier operations and expand mileage services in a bid to improve earnings, JAL President Mitsuko Tottori said Wednesday.
With these efforts, JAL hopes to boost the share of revenues from its nonairline operations to 50 pct of its overall revenues from the current 40 pct, Tottori, 59, said in her first media interview since becoming JAL president April 1.