セブン、ヨーカ堂の上場検討 成長へ「有力な選択肢」―27年以降、株式過半売却も
セブン&アイ・ホールディングスは10日、経営不振が続くイトーヨーカ堂を含むスーパー事業について、株式の上場を「持続的成長のための有力な選択肢」として検討を始めると発表した。2026年2月期の黒字化に向けて構造改革を実行した上で、27年以降の上場実現を目指す。上場した場合でも株式の一部は保持し、食品開発などで協力関係を維持する。
セブン&アイの井阪隆一社長は10日の決算記者会見で「現実的に最速のタイミングでの上場に向けて検討を開始する」と述べた。中間持ち株会社を設立してスーパー事業各社を移した上で上場させる見通しだ。井阪氏は「グループからの離脱は考えていない」とする一方、「連結にはこだわらない」とも述べ、過半数の株式を売却する可能性も示した。(2024/04/10-20:36)
Seven & i to Mull Taking Superstore Biz Public
Seven & i Holdings Co. said Wednesday that it will begin considering taking public its superstore operations, including struggling supermarket unit Ito-Yokado Co., "as one workable option" for sustainable growth.
The Japanese retail group will aim for an initial public offering of the superstore business in the fiscal year to February 2027 or later, after the implementation of structural reforms to turn the business profitable by the fiscal year ending in February 2026.
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