日産、年100万台の販売増計画 26年度までに新型30車種投入
日産自動車は25日、2026年度末までに年間販売台数を100万台増加させ、営業利益率を6%以上に引き上げることを目指す24年度から3カ年の中期経営計画を発表した。実現に向け、26年度までに30車種の新型車を投入する。うち16車種は電気自動車(EV)8車種を含む電動車、14車種はエンジン車とする。
内田誠社長は、神奈川県厚木市で開いた説明会で「EVをいろいろな市場で売りたいが、そのペースは最近非常に不透明になっている」と述べた。中期経営計画には、世界的なEV販売の鈍化や、ガソリン車も含めた収益確保策を織り込んだという。
また、急激に変化する世界各地域の市場環境に対応するには「自社だけで全て行うことはできない」と強調。日米では「新たなパートナーシップを模索していく」と語り、提携戦略を加速させる考えを示した。
電動車のうちEV以外の8車種は、独自のハイブリッド車(HV)技術「eパワー」の搭載車と、プラグインハイブリッド車(PHV)とする。EVの価格競争力を向上させるため、次世代EVのコストを現行比30%削減し、30年度までにエンジン車と同等のコストを実現する目標も打ち出した。(2024/03/25-19:02)
Nissan Aims to Boost Annual Vehicle Sales by 1 M. Units
Nissan Motor Co. said Monday that it aims to increase its annual vehicle sales by one million units and raise its operating profit margin to at least 6 pct by the end of fiscal 2026, which ends in March 2027.
The Japanese automaker plans to launch 30 new vehicle models by the end of fiscal 2026, including eight electric vehicles, eight hybrid or plug-in hybrid vehicles and 14 engine-powered vehicles.
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