イニエスタ選手ら3人申告漏れ 国内居住と判断―大阪国税局
サッカーJリーグのヴィッセル神戸に所属していた元スペイン代表、アンドレス・イニエスタ選手(39)ら外国人選手3人が、契約金などを巡って大阪国税局から所得税など計約21億円の申告漏れを指摘されていたことが22日、関係者への取材で分かった。日本国内を生活の本拠としていたのに、確定申告をしていない期間があると判断されたという。
他に指摘を受けたのは、元韓国代表でセレッソ大阪の金鎮鉉選手(36)とブラジル出身で名古屋グランパスのパトリック選手(36)。追徴税額は無申告加算税などを含め、総額約10億円に上るとみられる。
関係者によると、イニエスタ選手は2018年夏~23年7月までヴィッセル神戸に所属。うち18年分の契約は1年未満だったため、日本を生活の本拠としない「非居住者」として、源泉徴収だけされていた。
しかし、移籍当初から家族と同居していたことなどから、国税局は18年についても「居住者」に当たると判断。計約5億8000万円を追徴課税したという。
他の2選手も同様の理由とみられ、金選手は約2億2000万円、パトリック選手は約2億1000万円の追徴課税を受けたとされる。
3クラブの広報担当者は取材に対し、「個人の契約に関わることなので、クラブからはコメントできない」などと話した。(2024/03/22-18:18)
Iniesta, 2 Other Soccer Players Fail to Declare Income
Three foreign professional soccer players who have played for Japanese clubs, including Spanish star Andres Iniesta, were found to have failed to declare a total of 2.1 billion yen in taxable income, it was learned Friday.
Iniesta played for the Vissel Kobe club from summer 2018 to July 2023. The other two are Kim Jin-hyeon, a South Korean goalkeeper with Cerezo Osaka, and Patric, a forward from Brazil who plays for Nagoya Grampus.
The Osaka Regional Taxation Bureau found that the three failed to file income tax returns for some of the periods when they were based in Japan, informed sources said.
The three seem to have been ordered to pay a total of some 1 billion yen in back taxes and penalties.
Iniesta paid income tax for 2018 as a nonresident because his contract period was less than one year that year, the sources said.
最新ニュース
-
NY株、反落
-
英、電子認証の事前申請開始=日本の旅行者ら対象―政府
-
極右ルペン氏、来年3月末に判決=巨額公金横領事件―仏
-
オープンAIに追加投資検討=ソフトバンクG、最大2300億円―米報道
-
プーチン氏、カザフと制裁反対で一致=旧ソ連圏で影響力に陰りも
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕