ホンダ営業益、初の1兆円超 米国堅調、日産も増益―4~12月期
ホンダが8日発表した2023年4~12月期連結決算(国際会計基準)は、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比46.7%増の1兆763億円と4~12月期として初めて1兆円を超えた。日産自動車の4~12月期連結決算は、純利益が約2.8倍の3253億円。両社とも、北米での販売増や値上げが収益を押し上げた。
ホンダは、24年3月期通期業績予想を上方修正した。収益改善が課題だった四輪事業は、半導体不足解消や北米での販売増で復調した。原材料高一服も利益改善につながった。てこ入れを急ぐ中国での生産について、藤村英司執行役はオンライン説明会で、「過大となる(年間)50万台分の調整を(現地)パートナーと慎重に進めていく」との考えを示した。
日産のスティーブン・マー最高財務責任者は、協業相手の仏自動車大手ルノーが計画していた電気自動車(EV)新会社「アンペア」の上場取りやめに関し「良いパートナーシップを組んでおり計画は順調。より協力を深めていきたい」と述べるにとどめた。(2024/02/08-19:45)
Honda April-Dec. Operating Profit Tops 1 T. Yen for 1st Time
Honda Motor Co.'s group operating profit in April-December last year surged 46.7 pct from a year before to 1,076.3 billion yen, topping 1 trillion yen for the first time for the nine-month period.
Another Japanese automaker Nissan Motor Co. reaped a group net profit of 325.3 billion yen in the same period, up 2.8-fold.
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