トキエアが就航 独立系航空、１５年ぶり―新潟
新潟空港（新潟市）を拠点とする航空会社「トキエア」が３１日、就航した。新潟～札幌（丘珠）間を１時間４５分で結び、交流人口の拡大などが期待される。独立系の新規航空会社の就航は、２００９年のフジドリームエアラインズ（静岡市）以来１５年ぶり。
フランスに本社を置くＡＴＲ社のプロペラ機（座席数７２席）を使用し、当面は週４日、１日２往復運航する。料金は６９００～２万９０００円。今後、仙台、神戸、中部、佐渡各空港への航路拡大を予定している。
トキエアは２２年度中の就航を目指していたが、新型コロナウイルス禍で延期。その後も整備体制見直しなどで延期を繰り返したほか、燃料費の高騰などにより初期費用がかさみ、新潟県から約１１億６０００万円のつなぎ融資を受けた。
初便のチケットは完売。就航セレモニーで同社の長谷川政樹社長は「飛行機をもっと身近に、若い人にもどんどん乗ってもらいたい」とあいさつ。花角英世知事も「新潟県全体の活性化に大きな効果を持つ」と期待を込めた。（2024/01/31-11:06）
Toki Air Launches Flight Services
Toki Air, based at Niigata Airport in central Japan, started service Wednesday, becoming the country's first independent airline in 15 years.
The service by Toki Air connects the airport in the city of Niigata and Sapporo Okadama Airport in Sapporo in the northern Japan prefecture of Hokkaido in one hour and 45 minutes.
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