トヨタ労組、一時金７．６カ月分要求へ 好業績踏まえ、過去最高
トヨタ自動車労働組合が２０２４年春闘で、一時金として年７．６カ月分を要求する方針を固めたことが２６日、分かった。０７年の約７．２カ月分を上回り過去最高となる。２４年３月期の連結営業利益が過去最高の４兆５０００億円と見込まれることを踏まえた。
基本給を底上げするベースアップ（ベア）に相当する「賃金改善分」についても、物価高への対応などのため、前年からの大幅な上積みを求める。賃金改善分についての具体的な要求額は、昨年と同様、開示しない方向だ。
トヨタ労組は、２９日に組合員に提示した上で２月上旬に正式決定し、同１４日に要求書を経営側に提出する。（2024/01/26-20:46）
Toyota Labor Union to Make Record Bonus Demand
Toyota Motor Corp.'s labor union plans to demand annual bonuses equivalent to 7.6 months' salary, its highest demand ever, in this year's "shunto" spring wage negotiations, informed sources said Friday.
The planned demand exceeds the current record demand by Toyota Motor Workers' Union, of about 7.2 months' salary in 2007. It reflects a record consolidated operating profit of 4.5 trillion yen projected by the Japanese auto giant for the year ending in March.
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