ダイハツの行政処分確定へ 「聴聞」欠席、型式取り消し―国交省
ダイハツ工業による認証試験不正問題で、国土交通省は２３日、トラック３車種の「型式指定」を取り消す行政処分案への意見を聞く「聴聞」の手続きを実施した。同社は欠席し、意見陳述書を提出。同省は月内にも正式処分する。
聴聞は行政処分を行う前に、事業者側から意見を聞く手続きで、出席義務はない。同社は１７日付の陳述書で「意見はございません」と回答した。
同社は２３日、「不正行為により関連法令違反を行ってきたことは、自動車メーカーとしての根幹を揺るがす事態と大変重く受け止めている。深くおわびする」とコメントを発表した。
国交省は昨年１２月、同社本社（大阪府池田市）に立ち入り検査を実施。国内では４６車種１５６件の不正を確認し、処分対象の３車種については衝突試験でエアバッグが不正に作動するよう加工していたことが判明していた。（2024/01/23-16:23）
Daihatsu Skips Hearing over Vehicle Test Fraud
Daihatsu Motor Co. skipped a hearing conducted by the Japanese transport ministry on Tuesday as part of procedures to revoke vehicle type approval for three Daihatsu models as an administrative penalty over its fraudulently safety tests.
There is no obligation to attend such a hearing. Daihatsu, a unit of Toyota Motor Corp., said in a written statement dated last Wednesday that it has no opinion about the ministry's move.
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