三菱UFJ、アジア配車大手と提携 800億円出資、スマホで金融サービス
三菱UFJ銀行と東南アジア配車サービス大手グラブが資本・業務提携することが19日、分かった。同行を中心にグループ会社で今年半ばまでに最大800億円をグラブに出資。同社が提供するスマートフォンアプリを通じ、個人向けローンなどの金融サービス事業を共同で行う。
東南アジア事業の強化を進める三菱UFJ銀は、同地域で大規模な顧客基盤を持つグラブとの提携により、銀行を利用しない顧客層との接点を広げる狙いがある。
グラブはシンガポールを拠点とし、東南アジアでライドシェア(相乗り)やタクシー配車を行っている。これら配車サービスをはじめ、食事の配達、ホテル予約、決済などが一つのアプリで利用できる「スーパーアプリ」を展開している。
三菱UFJ銀は金融商品に加え、返済能力の判定や貸出資金の回収、金融当局への折衝など金融事業におけるノウハウをグラブに提供。一方で、競争が激化するデータビジネス市場を踏まえ、グラブが得意とするデータ解析技術などを自社サービスに生かしたい考えだ。(2020/02/19-20:44)
MUFG Bank to Invest 80 B. Yen in Ride-Hailing App Grab
MUFG Bank will form a capital and business alliance with Singapore-based major ride-hailing app Grab, with the view to collaborating on retail financial services, informed sources have said.
The major Japanese bank, together with its group companies, will invest up to 80 billion yen, or about 720 million dollars, in Grab, according to the sources.
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