北朝鮮、14日の発射は極超音速兵器 性能検証、「成功」と主張
【ソウル時事】北朝鮮の朝鮮中央通信は15日、ミサイル総局が14日に極超音速弾頭を搭載した固体燃料式の中長距離弾道ミサイルの発射実験を行い、成功したと伝えた。同通信は実験について、弾頭部の滑空性能や新型の固体燃料エンジンの信頼性を検証するために実施されたと説明した。
極超音速ミサイルは、音速の5倍(マッハ5)以上で低い高度を変則的軌道で飛行する兵器。迎撃が難しいとされる。北朝鮮は2021年の党大会で決めた国防力発展の5カ年計画で開発を目標に掲げ、21年や22年に発射実験を行ったと発表していた。
固体燃料式のミサイルは燃料注入に時間を要する液体燃料式に比べ短時間で発射でき、「奇襲攻撃」能力を高める。北朝鮮は昨年11月に新型中距離弾道ミサイル用の固体燃料エンジンの地上燃焼実験を行った。中距離であれば、米軍基地のある日本や米領グアムを射程に入れる。
朝鮮中央通信は発射実験に関し、「周辺国の安全にいかなる影響も与えず、地域情勢とは全く関係なく行われた」と主張した。ミサイルの飛行距離などは報じなかった。(2024/01/15-09:04)
N. Korea Says Ballistic Missile Test Launch Successful
North Korea successfully test-fired an intermediate-range solid-fuel ballistic missile mounted with a hypersonic warhead Sunday, North Korean state media said Monday.
The test was carried out to check the gliding and maneuvering characteristics of the warhead and the reliability of new solid-fuel engines, the Korean Central News Agency said.
The South Korean military said Sunday that Pyongyang launched a suspected intermediate-range ballistic missile into the Sea of Japan that traveled about 1,000 kilometers.
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