娯楽、ソフトでテスラをリード EV「アフィーラ」に自信―ソニー・ホンダの水野会長
【ラスベガス時事】ソニーグループとホンダが共同出資するソニー・ホンダモビリティの水野泰秀会長は9日、インタビューに応じ、開発中の電気自動車(EV)「アフィーラ」について、米EV大手テスラに対し、娯楽体験やソフトウエアの領域で「有利になるベースがある」と自信をのぞかせた。車内空間の楽しさや快適さを強みに、競合をリードしたい考えだ。
水野氏は、米EV市場で5割のシェアを握るテスラについて、「ベンチマーク(目標)の一つにせざるを得ない」と言明。急速に台頭する中国メーカーに関しても「脅威だ」と焦りをにじませた。その上で、米マイクロソフトと提携して開発する生成AI(人工知能)を使った対話システムのほか、映画やゲームを楽しめる環境などを武器にライバルと競っていく考えを示した。
一方、別途インタビューに応じた川西泉社長は、各社の自動運転技術の開発状況について、完全なシステムを実現できたという企業は「世界のどこにもない」と指摘。AIで道路状況を予測することで「(事前学習した)地図がなくても、人間と同じように環境を認識して走れるようにしていく」と意欲を示した。(2024/01/10-13:33)
Sony-Honda JV Aims to Lead Tesla in Entertainment, Software
Sony Honda Mobility Inc. Chairman Yasuhide Mizuno showed confidence Tuesday that the Japanese company's Afeela electric vehicle will take a lead over major U.S. EV maker Tesla Inc. in terms of fun and comfort inside the car.
The Afeela, now being developed by the joint venture between Sony Group Corp. and Honda Motor Co., "has a base to put it in an advantageous position" in the areas of entertainment experience and software, Mizuno said in an interview.
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